Spotify Premiumに乗り換えて分かった、良かったことと正直な迷い

記事タイトル「Spotify Premiumに乗り換えて分かった、良かったことと正直な迷い」のアイキャッチ画像 サブスクレビュー

携帯会社を変えたとき、それまで使っていた音楽サービスに登録していた曲やプレイリスト(曲をまとめた再生リスト)を引き継げなかった。Spotify で同じ曲を探し直すのにおおよそ半日かかり、それでも半数以上はあきらめた。いまは月1,080円の Spotify Premium(広告なしで聴ける有料プラン)を使っている。その経緯と、使ってみて良かったこと・迷っていること、最後に乗り換える前に確かめておきたい3つを書く。曲を移す手順の記事ではなく、乗り換える前に確かめておくことの記録だ。

携帯会社を変えたら、登録していた曲やプレイリストが引き継げなかった

それまで使っていたのは、携帯会社の契約とセットになった定額の音楽配信サービスだった。サービスを選ぶときに見ていたのは、その時点の使い勝手と月額だけだった。

携帯会社を変えたとき、そこに登録していた曲やプレイリストは引き継げなかった。登録そのものが消えたものもある。そこで Spotify に移り、同じ曲を1曲ずつ検索して登録し直した。

作業にかかったのは、おおよそ半日。少し進めては休み、また進める、を繰り返した。それでも、検索しても見つからない曲があり、作り直せたのは一部だった。半数以上はあきらめた。

携帯会社と結びついたサービスが必ずそうなる、と言い切れるわけではない。事前に調べていれば避けられた手間だったのかもしれない。それでも、「次に携帯会社を変えるときも、またこれをやるのか」と思った。月額だけを見て選んだサービスに、あとから「乗り換えるときの手間」が上乗せされていた、とも言える。

支払いは、携帯料金とは別にしている

だから Spotify は、携帯料金と一緒に払う形(携帯の月々の請求にまとめて払う方法)にはしていない。スマートフォンのアプリから申し込み、支払いはカードにしている(アプリ内課金)。Spotify のアカウントも支払いも携帯会社の契約とは別なので、携帯会社を変えても、そのまま使い続けられるはずだ。ただ、まだ携帯会社を変えて試したわけではない。

Spotify にした理由と、良かったこと

Spotify に移ったのは2024年で、仕事の環境が変わって移動中に音楽を聴くようになった時期でもあった。無料版で我慢できなかったのは、曲の合間に広告が挟まることと、曲順をその時々の気分で選べないことだ。Apple Music や YouTube Music など、ほかの音楽配信サービスとは比べていない。よく見る YouTube チャンネルで、曲の配信先として Spotify の名前をよく目にしていたので、そのまま選んだ。

良かったのは、オフライン再生(あらかじめ端末に曲を保存しておき、電波がなくても聴ける機能)だ。電波の弱い場所を移動していても、音楽が途切れなかった。移動中は、Spotify が好みに合わせて自動で組んでくれる再生リストを流しっぱなしにしているので、途切れないことが使う頻度に直結している。

自動で流れてくる曲の中に、それまで聴いていなかった好みに近い曲が混ざっていて、聴くアーティストの幅は以前より増えたと感じている(数えたわけではない)。乗り換えのときに探して見つからなかった曲はあったが、ふだん聴いている範囲で困ることはない。無い曲は YouTube などで聴いている。

気になっていること

2025年8月に発表された値上げで、月額980円から1,080円になった(現在の料金は Spotify の公式ページで確かめられる)。率直に「痛い」と感じた。差額は月100円、年間で1,200円。小さく見えるが、ほかのサブスクでも値上げが続けば、積み重なって効いてくる。

細かいところでは、シャッフル再生(曲をランダムな順で流す機能)で「今はその気分じゃない」という曲が上がってくることがある。自動で流す使い方なので、ここが合わないと聴き心地がそのまま落ちる。

そして、惰性で続けている自覚がある。解約は考えていない。次の候補として Amazon Music が頭にあるが、まだ調べて比べてはいない。

乗り換える前に確かめること

半日かけて半数以上の曲をあきらめた経験から、音楽サービスを乗り換える前に確かめておきたいことは次の3つだ。携帯会社の契約とセットになった動画などのサービスでも、同じ確かめ方が使える。

  • 今のサービスが携帯会社の契約と結びついていないか。携帯会社の会員ページや毎月の明細で、契約にそのサービスが含まれていないかを見る
  • 登録した曲やプレイリストを、乗り換え先へ移せるか。移せない前提で、残したい曲の画面をスクリーンショットに撮るなどして一覧を控えておく。自分はまだ、今の Spotify からほかへ移せるかを確かめていない
  • 支払いを携帯料金にまとめていないか。まとめていると、携帯会社を変えるたびに支払いの切り替えも要る。毎月の明細に、そのサービスの利用料が載っていないかを見る

月額の比較だけでは、乗り換えるときのこの手間は見えてこない。

まとめ

今の自分の使い方(移動中に音楽を流しっぱなしにする)なら、月1,080円を払う価値はある。オフライン再生と自動の再生リストの組み合わせが、その使い方に一番効いている。ただ、ほかのサービスと比べて選び直したわけではないので、Spotify が一番だとは言えない。聴きたい曲を自分で選んで一日数曲だけ、という聴き方なら、この金額を使い切れているとは言いにくい。

この1,080円も、ほかのサブスクと合わせて見直す対象になる。サブスクの月額を合計して、続けるかどうかを決めた話はAIサブスクの合計を出した記事に書いた。逆に、使っていたのにやめたサブスクの記録もある。冷凍の宅食サブスク・ナッシュをやめた理由は、味でも値段でもなかった。

本記事にアフィリエイトリンクやPR案件は含まれていない。

Comments

タイトルとURLをコピーしました