AIサブスクの月額を合計したら月3万円台だった。解約ではなく「回収」を試すと決めた理由と、続けるかの決め方

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きっかけは家計簿アプリの通知だった

今月のサブスクの支払いが多い、という何の変哲もない通知だった。いつもは流していたが、その日は珍しく開いて内訳を見た。そこで初めて、ChatGPT と Claude Code の2つだけで月3万円を超えていることに気づいた。最初に見たときは、自分の目を疑った。

この記事は、AI のサブスクの合計を出したところから、解約ではなく「回収」を試すと決めた理由と、そのあと続けるかどうかをどう決めているかの記録だ。ここで言う回収は、払った分を、副業の収入や作業時間の短縮で取り戻すことを指す。

ChatGPT と Claude Code の月額を並べる

どちらも税抜きの公式料金を円に直した目安なので、税や為替、支払い方で前後する。

  • ChatGPT Plus(調べものや相談に使っている AI の有料プラン): 月3,000円前後
  • Claude Code(パソコンでのファイル整理や作業の自動化を、文章で頼める AI の道具)の上位プラン: 月3万円前後
  • 合計: 月3万円台前半

年間にすれば40万円近く、スマートフォンの通信費より高い。上位プランは、一定の時間ごとに使える量の上限(使用制限)が広い分、月額が高い。

気づかなかったのは、合計を一度も出していなかったからだ。ChatGPT は月初、Claude Code は月末と引き落としの日が別で、カードの明細を見ても「今月はこのサービスの分」と1件ずつ見て終わっていた。一括で大きな金額を請求されれば迷うのに、月々に分かれていると、払うときの心理的なハードルが下がる。

解約しなかった理由と、測っていないこと

合計を見て最初に浮かんだのは、解約すればいい、だった。それでも解約しなかったのは、調べものや文章の下書き、記録の整理にかかる時間が短くなっている実感があったからだ。

ただ、何時間が何時間になったのかは測っていない。支出の側には月3万円台という数字があるのに、効果の側は実感しかない。仮に時給を2,000円と置くと、Claude Code の月3万円前後だけでも、月15時間分の作業が浮かなければ元が取れない計算になる。時給は仮に置いた数字で、その15時間が実際に浮いているかも確かめていない。

だから問い方を変えた。「高いから解約」ではなく、「この金額に見合う使い方を続けられているか」。そして、どうせ払うなら、その分を副業や作業の効率化で取り戻せないかを試すことにした。これが、このブログを始めた動機になっている。

ChatGPT と Claude Code、続けるかどうかの決め方

払い続ける理由を言えないなら、回収を試す意味がない。そこで、続けるかどうかを決める問いを、サービスごとに1つずつ決めた。ChatGPT は「無くなったら困る機能を1つ言えるか」、Claude Code は「これからやりたいことがあるか」だ。

ChatGPT Plus は、開くのが週2回ほどで、一度も開いていない機能が4つある。頻度で見れば割高だ。続けているのは、テーマごとに会話や資料をまとめて置けるプロジェクト機能を使っているからだ。この機能自体は無料版でも使えるが、Plus ではプロジェクト内の前の会話を踏まえて続きを話せる。今の使い方では、そこを手放したくない。ただ、無料版で試して差を確かめたわけではない。

だから、この使い方を挙げられるうちは続け、言えなくなったらやめてよい、としている。詳しくはChatGPT有料プランの記事に書いた。

Claude Code は、ほぼ毎日・1日4時間以上使っていて、AI の利用料の中で一番大きい固定費だ。やりたいことが次々に浮かぶ月は使用制限に当たるほど使い、浮かばない月は、どのプランでも高く感じる。

そこで、使用制限に当たる回数が減ってきたら、下のプランへ下げることを考える合図にしている。ただ、頼み方がうまくなって少ないやり取りで済むようになっても、当たる回数は減る。だから当たらなくなっただけで「やりたいことが減った」とは決めつけない。詳しくはClaude Code定額プランの記事に書いた。

削る、という結論もある

ここまで回収の側を書いてきたが、合計を出したあとの道は大きく2つある。

1つは削ること。出した数字を見て払いすぎだと感じたなら、それは削るかどうかを考える十分なきっかけになる。自分が解約しなかったのは効率が上がっている実感があったからで、実感がないのに惜しくて残しているなら、それは回収を試す対象ではなく、解約の対象だ。

もう1つが、回収を試すこと。こちらを選ぶなら、続ける理由をサービスごとに1つ言える状態にしておくと、毎月の「今月でやめようか」に答えやすくなる。2つのサービスを両方続ける理由を、使い分けの側から言葉にした話はChatGPT と Claude Code の使い分けの記事に書いた。

サブスクの合計を出す3ステップ

AI に限らず、動画や音楽などのサブスクでも、合計は次の3つで出せる。

  • 契約しているサブスクを、カードの明細や家計簿アプリの一覧から全部書き出す(月額・年額を問わず)
  • 年払いのものは12で割って、月額にそろえる
  • 全部足して、1つの数字にする

合計が出たら、続けると決めたものごとに、続ける理由を1行ずつ書いてみる。「無くなったら困ることは何か」「これから使う予定はあるか」のどちらでも書けないものが、見直しの候補になる。

合計を出したあと、「まあこれくらい」で見逃していた小さい支出を数え直した話を note に書いた。→ 「まあこれくらい」を数えたら、家計の見え方が変わった

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